喪中に届いた年賀状…どう返信する?

喪中に届いた年賀状の返事はどのようにすればいいのでしょうか。年賀状で喪中のお知らせをするわけにはいきませんよね。いくつかパターンがあるので、その時々に合った対応をすることが大切です。日本人としてのマナーとして心得ましょう。

目次

喪中はがきを出した場合

喪中はがきを出したのにも関わらず年賀状が届いた場合は、スルーでかまいません。送付先の方が喪中はがきを受け取っていたことを忘れてしまった可能性があります。すでに喪中を通知しているのでわざわざ寒中見舞いなどで知らせる必要はありません。

喪中はがきを出さなかった、または出せなかった場合

12月下旬に不幸があった場合、喪中はがきを出すのでは遅すぎます。この場合、多くの方が喪中はがきを出さずに済ませると言う方もいます。すでにこちらへの年賀状を投函してくださっている方もいるでしょう。

そのような場合は、松の内明けの1月7日から立春にあたる2月4日までに寒中見舞いを出すのがもっともふさわしい方法です。いただいた年賀状のお礼をこめつつ、不幸があったことを通知しましょう。

子供宛てに年賀状が届いた場合

子供宛てに年賀状が届いた場合は、子供の意志に任せて構いません。特に小学生以下の場合は書きたいと言うのなら書かせてあげましょう。もしかしたら同居している祖父母に不幸があった場合は、相手の子供の親が遠慮してくれる場合もあることが考えられます。

しかし小さい時期はあまり深刻に考えず、相手の様子に合わせながら出しても問題ありません。不幸のあった祖父母と同居しているのか、していないのかによっても対応の仕方は変わってきます。子供のうちは喪中を意識しなくても大丈夫です。

中学生以降になったら喪中の場合、寒中見舞いで返事を出すように教えましょう。大人のマナーを徐々に教えるよい機会にしてください。

故人宛てに年賀状が届いた場合

基本的には喪中はがきで亡くなったことを伝えるのが正しい方法です。しかし故人自らが喪中はがきを出すことはできません。そのような場合は年賀状が届いてしまいます。年内であれば身内が喪中のお知らせを出せばいいのですが、間に合わなかった場合は寒中見舞いを出せばいいと言われています。

その際は、故人の不幸、不幸を知らせなかったことのお詫び、年賀状と今までのお付き合いのお礼の内容を含めて寒中見舞いを作成してください。

喪中に届いた年賀状の返事はその時々のパターンで異なります。自分のパターンに合わせてどのような対応を取ったらいいのかをしっかり覚えておきましょう。

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